オブジェをオシャレに置きたいけど、コツってあるの?
上記のようなお悩みをインテリア好きな方からよく聞かれていました。
正直なところを言うと・・・
経験を積み重ねていくことで美的センスが研ぎ澄まされてくるので、
上級者は感覚的なところでディスプレイをしています。
そんなこというたら終わりじゃないですか!怒
という声が聞こえてきそうです・・・💦
そうは言いつつも、抑えなければいけない大切なコツももちろんあるので、
プロが意識しているディスプレイのコツを特別にお教えします✨
インテリア学校でも教えてくれない必見の内容です!
オシャレなオブジェや花器を取り扱っているショップは別記事にてご紹介しています
👉 プロ御用達 オシャレなインテリアグッズが揃う雑貨屋
三角形の法則
中心あたりに一番高さがあるものを置き、脇には低い雑貨を置きます。
この法則を利用することによって、
野暮ったさや、のっぺり感をなくすことができます。
但し、極端に高低差をつけるのではなく、
段階的に高さを出していくのがコツです。
同じ高さの雑貨が多い場合は、
花器の場合はお花や植物を入れることによって高さが出ます。
高さにバラつきをもたせ、空間を埋めることが大事です!
暖色系・寒色系でまとめる
寒色系・暖色系とで色分けるすることによって、
まとまった印象を作ることができます。
色は3色程度に留めておくことも大事なポイントです。
また、それぞれもたらす印象も異なるので、部屋のコンセプトに合わせてチョイスしてみてください。
寒色系
寒色系は、落ち着いていて涼しげでクールな印象を演出することができます。
気分を穏やかに落ち着かせてくれる効果があります。
白・グレーとの相性も◎。
photo:https://www.actus-interior.com/product/toward-living-board/
ダークグレー×ブルー×グレーでまとまった印象になってますね!
暖色系
暖色系は寒色系と正反対で、活力をもたらしてくれます。
食欲増進や前向きな気持ちにさせてくれ、
人が集まるリビングやダイニングに向いているカラーだと言われています。
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赤茶×ブラウン×ホワイトで優しい印象になってますね。
モノトーン色は万能で合わせやすいので色選びに困った時は取り入れてみて下さい!
素材の相性を知る
同じ素材やカラーを使って統一感を出しても良いですが、
相性の良いカラーや素材を掛け合わせることによって、
より洗練された雰囲気を作り上げることができます。
シルバー
photo:https://www.georgjensen.com/ja-jp/home-decor/shop-by-category?sz=89
シルバーは、涼しげな印象がある寒色系と相性抜群です。
スタイリッシュでキリッとした印象作りをしたい時にオススメです。
ガラス
photo:https://shop.livingmotif.com/category/34/36057.html
ガラスは涼しげな印象を与えてくれます。
透明なガラスは抜け感を出してくれるので、様々な場面で使える万能な素材です。
陶器
photo:https://online.actus-interior.com/item/2157274/
多種多様な色・形のオブジェがある陶器ですが、
温かみをプラスしてくれ、空間問わず使いやすい素材です。
和テイストのお部屋にもオススメです。
大理石
photo:https://online.actus-interior.com/item/2158967/
大理石は冷たい印象がありますが、寒色系・暖色系共に相性は◎です。
重厚感・高級感を演出したい時にもってこいの素材です。
真鍮
photo:https://shop.livingmotif.com/category/32/35683.html
真鍮(ゴールド)は暖色系との相性が大変良いです。
暖色系でまとめたオブジェにゴールドを差し込むと、
華やかな印象になり、格段にオシャレ度がアップします。
木
photo:https://online.actus-interior.com/item/2239840/
天然素材でもある木は温かく柔らかい雰囲気を与えてくれて、
ナチュラルテイストにピッタリです。
木素材はナチュラル〜ブラウン系の色が多いので、
暖色系と合わせるとよりまとまります。
素材×色 相性まとめ
寒色 | 暖色 | |
シルバー | ◎ | △ |
ガラス | ◎ | ◎ |
陶器 | ◎ | ◎ |
大理石 | ◎ | ◎ |
真鍮 | △ | ◎ |
木 | ○ | ◎ |
洋書やアートを使いこなす
洋書・アートなどを上手く使いこなすことによって、
ディスプレイ上級者への道に一歩近づくことができます!
今回ご紹介するのは一例ですが、是非参考にしてみてください。
高さを出すために洋書を使う
photo:https://www.zarahome.com/jp/
上記写真の右下棚を例にしてみましょう。
よく使う手法なのですが、本を横向きにした上にオブジェを乗せます。
本を置かず直に花器を置いてしまったら、余白が出すぎてポツンと感がありますよね。
また上の棚に同じ花器が飾られていますが、同じ置き方だと動きがなくつまらない印象になってしまいます。
そんな印象を防ぐためにも、ディスプレイする上で本は便利アイテムなのです!
背が低いフォトフレームを置くのにもピッタリです✨
アートもオブジェとして利用する
photo:https://www.actus-interior.com/product/toward-living-board/
上記写真では、アートをシェルフに立てかけ高さを出すことにより、
オブジェ達とのバランスが上手く取れてまとまった印象になっています。
シンプルなアートデザインを選ぶことによってごちゃつき感もなくすっきりしています。
アートがカラフルな場合はオブジェはモノトーンで抑える等して、
足し算引き算をすることがポイントです!
余白を意識する
photo:https://www.low-ya.com/goods/A191
空間に余白を持たせることはとても大切で、
ギュウギュウに物を置いてしまってはせっかくの空間も台無しになってしまいます。
外に置いて見せる・しまって見せない雑貨のメリハリをつけましょう!
”余裕をもたせて配置する” ということを頭に入れておくだけでも、
ディスプレイの見栄えが変わってくるので是非試してみてください。
まとめ
プロがディスプレイする時に意識しているポイントをご紹介しました!
苦手意識をもっている方は、
第一歩として雑誌やSNSを見てプロの真似をしてみるのがオススメです。
今回紹介したコツはディスプレイだけでなく、
お花やテーブルコーディネートなどあらゆるところで活躍するので、
習得できればインテリアがより楽しいものになってきます。
皆様の心地良い空間作りのお手伝いができていれば嬉しいです。
ご一読いただきありがとうございました!