2次試験の時、何を用意すればいいの?
製図道具は高価なものがいいの?おすすめのメーカーってあるの?
今回は、インテリアコーディネーター資格・2次試験製図出題の際に使用するおすすめ道具をご紹介します。
合格まであと少し‼︎道具は早めに準備して、万全の体制で整えておきましょう。
この記事を読めば用意すべきものがバッチリ理解できます。
1次 ・2次試験独学方法についてはこちらの記事をご参考下さい👇


2次試験に必要な製図道具
産業協会のホームページを確認すると、持ち込むことができる道具が公開されています。
まず初めにどういった道具が持ち込めるのか確認してみましょう。
持ち込める製図道具は次の通りです👇
- 鉛筆またはシャープペンシル(硬度は問わない。)
- 色鉛筆(18色以内。色の選択は自由)
- 消しゴム
- 字消し版
- 直定規(30㎝以内)
- 三角スケール
- 三角定規
- 勾配定規
- コンパス
- ヘキサスケール(直定規と三角スケールの機能のみを持つもの)
- 型板(テンプレート)の円定規だけのもの
- 製図用ブラシ
- ミニ鉛筆削り
上記のように記載されていますが、全て用意する必要はありません!!
それどころか全て持ち込むと時間勝負の2次試験では、邪魔になってしまう可能性もあります。
2次試験の時、何を用意すればいいの?
必須で用意したい道具は以下です👇
- シャープペンシル
- 色鉛筆
- 字消し板
- 三角スケール
- 三角定規
- 円定規の型板
- 鉛筆削り
- 消しゴム
それでは一つ一つ深掘りしていきましょう。
製図用シャープペンシル
製図を書く際に必須のシャープペンシル。
握りやすく、書きやすいものであれば高価なものを購入する必要はありません。

実際使用したものは、
ぺんてる グラフギア 500
有名なステッドラーも人気ですが、
ぺんてるの方が圧倒的に安く、ステッドラーに負けず劣らず書きやすいです。
芯の太さは好みもあるので人それぞれですが、私は0.5mm を選びました。0.4mm〜0.5mm程が細かい部分を書く製図にはおすすめです。
色鉛筆
16色まで持ち込み可能で、好きな色を持ち込めます。
ポイントとしては、着彩するのは家具・床・建具・植栽が予想されます。
茶系・ベージュ系・緑系・モノトーンはよく使う為、揃えておきましょう。

実際使用したものは、
三菱鉛筆 消せる色鉛筆
ユニアーテレーズカラー24色
16色入りのセットだと中々欲しい色が揃ってないことが多かったので、24色を購入して16色使いたい色を抜粋しました。
消せる色鉛筆なのではみ出たり、色を薄くしたい時に役立ちました。
ファーバーカステルも有名ですしカッコいいですが、試験後は何せ使いません・・・
三菱鉛筆でも充分すぎるほどでした。
芯をあらかじめ削って、斜めにして広く芯を使うことによって着彩時間効率をアップします。
事前に用意しておきましょう!
字消し版
字消し板は細い部分を消しゴムで消す際、他も誤って消さないようにする為のものです。

実際使用したものは、
ステッドラー ステンレス製 字消し板
何度も繰り返してしまいますが、時間との勝負なので、
消さなくて良い場所まで消してしまっては時間がもったいないです!
字消し板も用意しましょう。
三角スケール
三角スケールは必須道具です。図面の縮尺に合わせて長さを測るので、通常の定規とは別に必要です。

実際使用したものは、
ステッドラー 三角スケールステンレス製
スケールによって縮尺が異なるので、必ず50:1の縮尺が入っているものを選びましょう!
三角スケールの長さは15cm〜20cmがおすすめです。長すぎると使いづらくて時間がかかってしまいます•••
三角定規
三角定規は2つ使用して直角を表現するのに使用したり、直線を引く際に主に使用します。

実際使用したものは、
ウチダ 三角定規 方眼
方眼が入っていることにより図面の補助線を使用しながら水平線・直線を簡単に書くことができます。
円定規の型板
円定規の型板も必須アイテムです!
照明・植栽・円テーブルなどを書く際に必要なアイテムです。

実際使用したものは、
ステッドラー 円定規 976 02
φ1mm〜33mmの円が幅広く網羅されているので、こちらを選びました。
50:1の縮尺に対して、MAXサイズ33mmを使うのは円ダイニングテーブルを書く時のみです。
50×33mm=1650mm のテーブル!といった計算方法です。
鉛筆削り
鉛筆削りは色鉛筆を削るようとして万が一に備え用意しましょう。
サイズは小さいサイズがおすすめです。
100均一のものでも構いません!!

実際使用したものは、
クツワ HiLINE 鉛筆削り RS030CL
消しゴム
消しゴムもお持ちのもので大丈夫ですし、100均一でも構いません。
私はペンタイプの消しゴム・通常の消しゴムの2種類を持ち込みしました。
ペンタイプは細かい場所を消すのにとても便利でした。

実際使用したものは、
モノゼロ EH-KUR
2次試験に無くても大丈夫な製図道具
・製図ブラシ
・直定規
・勾配定規
・コンパス
・ヘキサスケール
製図用ブラシ
消しゴムのカスを綺麗に払うのに使うアイテムです。
払ったときに汚れてしまわないようにと用意される方も実は多いですが、強く手で払わない限り大きく汚れることはありません。
私自身も必要性を感じませんでした・・・
直定規
三角定規で直線は引けてしまう為、用意せずで大丈夫です。
直定規を使ったり、三角定規を使ったりと、使い分ける時間がもったいないです!!
勾配定規
狙った角度を表現したい時に使用します。
過去に設問で角度を指定されたことがない為、必要ありません。
コンパス
皆さんご存知、円を描く際に使用します。
円は円定規の方が、効率が良く且つ綺麗に描ける為、円定規のみでOK。
ヘキサスケール
三角スケールのスケールを平たくしたバージョンです。
三角スケールのみで充分な為、必要ありません。
まとめ
以上、2次試験の際に必要な製図道具のご紹介でした。
2次試験前は勉強準備で忙しくなるので、受験申し込みをしたら出来るだけ早めに用意しましょう!
製図は練習をすればするほど上達していくので、レベルアップが目に見えて楽しくなってきますよ。
最後まで諦めず資格取得まで、頑張りましょう。
ご一読いただき有難うございました。